Unity SDK をインストールする
概要
Unity 用 AccelByte Game SDK を使用して、ゲームに AccelByte Gaming Services を実装します。SDK は、ゲームと AGS の架け橋として機能します。
Unity SDK をダウンロード前提条件
- Unity バージョン 2019.2 以上。
- ゲームの名前空間を作成する。
- IAM クライアントを作成する。
- クライアント ID を取得する。
AGS Shared Cloud は現在、Unity バージョン 2019.2 および 2019.4 以上をサポートしています。
また、BaseUrl
には次の形式を使用していることを確認してください。そうしないと、ドメインの不一致により API 呼び出しがエラーを返す可能性があります。
https://<Game TitleID>.<environment name>.gamingservices.accelbyte.io
- 開発環境で作業するときは
dev
値を使用する。例:https://spaceshooter.dev.gamingservices.accelbyte.io
- 本稼働環境でローンチする準備ができたら、
prod
値を使用する。例:https://spaceshooter.prod.gamingservices.accelbyte.io
チュートリアル
Unity が UPM パッケージを使用できるように、コンピュータに Git をインストールして設定する必要があります。
Unity SDK の設定方法については、以下のチュートリアルに従ってください。
インストールと設定
Unity 用 AccelByte Game SDK をダウンロードしてインストールし、AccelByte 設定ファイルをセットアップする方法について説明します。
Shared Cloud ティアでは、今回のインストールのために Unity 用の設定ファイルをダウンロードして保存できます。
セットアップ中は、[Shared Cloud tier (Shared Cloud ティア)]ダッシュボードから設定ファイルをダウンロードできます。後ほど AccelByte 管理者ポータルの[OAuth Clients (OAuth クライアント)]ページからダウンロードすることもできます。
AGS Private Cloud にはまだ設定ファイルのダウンロードオプションがありません。
Unity プロジェクトを開きます。
[Window (ウィンドウ)] > [Package Manager (パッケージマネージャー)] > [+] > [Add package from git URL (git URL からパッケージを追加)]に移動し、ポップアップに
https://github.com/AccelByte/accelbyte-unity-sdk.git
を貼り付け、[Add (追加)]をクリックします。NOTE最新バージョンをダウンロードしていることを確認してください。
プロジェクトで[Assembly Definitions (アセンブリ定義)]を使用している場合は、必要に応じて、com.accelbyte.UnitySDK アセンブリを参照として追加します。
SDK を設定します。
プロジェクトで SDK を設定するには、エディタツールを使用するか、設定ファイルを手動で作成、変更するという 2 つの方法があります。これらのオプションを以下で説明します。
a. エディタツールを使用して SDK を設定します。メニューバーの[AccelByte] > [Edit Settings (設定を編集)]に移動します。[Namespace (名前空間)]、[Base Url (ベース URL)]、[Client Id (クライアント ID)]、[Client Secret (クライアントの秘密)]、[Redirect Uri (リダイレクト URI)]、[App Id (アプリ ID)]を入力します。他のフィールドは空のままにして、[Save (保存)]をクリックします。 システムは、[Assets/Resources (アセット/リソース)]フォルダ内に AccelByteSDKConfig.json、AccelByteSDKOAuthConfig.json、AccelByteServerSDKOAuthConfig.json ファイルを生成して、内容を自動的に入力します。
設定ファイルを手動で変更するには、以下のオプション b のステップに従ってください。
b. 手動で設定ファイルを作成します。[Assets/Resources (アセット/リソース)]フォルダに AccelByteSDKConfig.json という名前のファイルを作成します。そして次の形式で適切な情報を入力します。
NOTEパブリッシャーの名前空間パラメータは空のままにします。
{
"Default": {
"Namespace": "Game Namespace",
"UsePlayerPrefs": true,
"EnableDebugLog": true,
"DebugLogFilter": "Log",
"BaseUrl": "<baseURL>",
"RedirectUri": "http://127.0.0.1",
"AppId": "",
"PublisherNamespace": ""
}
}NOTE詳細については AccelByte 管理者ポータルで ClientID (クライアント ID)、Secret (秘密)、Namespace (名前空間) 設定を確認するか、IAM クライアントおよび名前空間を参照してください。
API URL がわからない場合は、サポートまたはアカウントマネージャーにお問い合わせください。AGS Shared Cloud を使用している場合、開発環境のベース URL は
https://prod.gamingservices.accelbyte.io
、本稼働環境のベース URL はhttps://prod.gamingservices.accelbyte.io
です。次に、2 つのファイルを作成し、AccelByteSDKOAuthConfig.json および AccelByteServerSDKOAuthConfig.json という名前を付けます。両方のファイルを[Assets/Resources (アセット/リソース)]ディレクトリのプロジェクトに追加します。その内容は次のとおりです。
{
"Default": {
"ClientId": "<OAuth Client ID>",
"ClientSecret": "<OAuth Client Secret>"
}
}
ゲームクライアントが公開クライアントタイプを使用している場合は、Client Secret (クライアントの秘密) を空のままにします。
おめでとうございます!Unity 用 AccelByte Game SDK が正常に設定されました。