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Microsoft Azure SSO を統合する

Last updated on May 27, 2024

概要

Microsoft Azure SSO (シングルサインオン) では、既存の Microsoft アカウントの詳細を使用して BlackBox にログインできます。

このページでは、BlackBox で使用するために Azure Active Directory を設定する方法を説明します。

始める前に

既に Azure ポータルへのアクセス権を持っている必要があります。

備考

サポートに関する質問のお問い合わせ先:adt-support@accelbyte.net

Azure アプリを作成する

  1. https://portal.azure.com/ サインインページに移動します。

  1. Microsoft Azure にサインインします。

  2. Azure Active Directory に移動します。

[**accelbyte l Overview (accelbyte l 概要)**]画面が表示されます。
  1. サイドバーから、[Enterprise applications (エンタープライズアプリケーション)]を選択します。

  1. [Enterprise applications. (エンタープライズアプリケーション)]ページで、左上隅にある[New application (新規アプリケーション)]ボタンをクリックします。

  1. [Browse Azure AD Gallery (Azure AD ギャラリーを参照)]ページで、ツールバーから[Create your own application (独自のアプリケーションを作成)]をクリックします。

  1. Blackbox Azure AD App といった、アプリの名前を入力します。

  2. What are you looking to do with your application? (アプリケーションで何をしようとしていますか?)]オプションはデフォルトのままにします。

  3. 画面下部の[Create (作成)]ボタンをクリックします。

Azure アプリが作成され、アプリのデフォルトページが表示されます。

SSO を設定する

次の手順に従って、SSO を設定します。

  1. 概要ページで、次のいずれかをクリックします。

    • [Getting Started (はじめに)]セクションの[**2.Set up single sign on (2. シングルサインオンを設定)]ボックス

    • サイドバーの[Single sign-on (シングルサインオン)]オプション

  2. [Single sign-on (シングルサインオン)]ページで、シングルサインオンの方法として[SAML]を選択します。

SAML ベースのサインオンを設定する

次の手順では、SAML ベースのサインオンの設定を説明します。

  1. [Basic SAML Configuration (基本の SAML 設定)]パネルで、[Edit (編集)]ボタンをクリックします。

  2. [Identifier (Entity ID) (識別子 (エンティティ ID))]セクションで、デフォルトのテキストを独自のエンティティ ID (たとえば、BlackboxAzureID) に置き換えます。 情報パネル BlackBox 側の設定における次の部分のために、エンティティ ID を覚えておく必要があります。

  3. 現在のページを閉じないでください。

BlackBox で SSO を設定する

  1. 新しい Windows タブを開き、BlackBox ウェブポータルを開きます。

  2. 管理者のメールアドレスとパスワード (受け取ったオンボーディングメールから取得) を使用してログインします。

  3. [Game (ゲーム)]ドロップダウンメニューで、(ゲームではなく) 名前空間を選択します。

  4. サイドバーの[Integrations (統合)]オプションを選択します。

  5. 2 番目のサイドバーで[Microsoft Azure]を選択します。

  6. Initialize (初期化)]ボタンをクリックして、SSO の設定を開始します。

  1. [SAML-based Sign-on (SAML ベースのサインオン)]ページで作成した値を使用して、[Entity ID (エンティティ ID)]フィールドに入力します。例では BlackboxAzureID を使用しています。

  2. Initialize (初期化)]ボタンと[ReplyURL]をクリックすると、[Logout URL (ログアウト URL)]フィールドが自動的に入力されます。

  3. Reply URL (Assertion Consumer Service URL) (返信 URL (アサーションコンシューマーサービス URL))]から値をコピーします。

  1. [Basic SAML Configuration (基本の SAML 設定)]パネルに切り替えます。

  2. Reply URL (Assertion Consumer Service URL) (返信 URL (アサーションコンシューマーサービス URL))]フィールドに値を貼り付けます。

  1. BlackBox 画面に戻ります。

  2. Logout URL (ログアウト URL)]フィールドに値をコピーします。

  1. [Basic SAML Configuration (基本の SAML 設定)]パネルに戻ります。

  2. Logout URL (ログアウト URL)]フィールドに値を貼り付けます。

  1. [SAML Signing Certificate (SAML 署名証明書)]セクションに移動します。

  2. App Federation Metadata Url (アプリフェデレーションメタデータ URL)]値をコピーします。

  1. BlackBox 画面に切り替えます。

  2. Federation Metadata URL (フェデレーションメタデータ URL)]フィールドに値を貼り付けます。

  3. Save Changes (変更を保存)]をクリックします。

BlackBox との統合が完了しました。次に、Azure でユーザーを設定する必要があります。

ユーザーを割り当てる

ユーザーが Microsoft アカウントを使用して BlackBox にログインできるようにするには、作成したばかりのアプリケーション (この例では BlackBox Azure AD アプリ) にユーザーを追加する必要があります。

  1. Azure ポータルで[Enterprise Applications (エンタープライズアプリケーション)]画面を開きます。

  2. サイドバーから[Overview (概要)]を選択します。

  3. サイドバーの[Users and Groups (ユーザーとグループ)]をクリックします。

  1. [Users and Groups (ユーザーとグループ)]ページで、[Add User/group (ユーザー/グループを追加)]ボタンをクリックします。 これにより、[Add Assignment (割り当てを追加)]ページに移動します。

  1. Users (ユーザー)]フィールドをクリックします。

  2. 右側のパネルでユーザーを検索することもできます。

  3. 追加したいユーザーが見つかったら、名前をクリックして追加します。

  4. Select (選択)]ボタンをクリックします。

  1. 手順 5 から 7 を繰り返すことで、一度に複数のユーザーを選択できます。 選択したユーザーの数が[Users (ユーザー)]フィールドに表示されます。

    10.ユーザーの追加が完了したら、[Assign (割り当て)]ボタンをクリックします。

追加したユーザーは、[Users and groups (ユーザーとグループ)]ページに表示されます。

Microsoft アカウントを使用して BlackBox にログインする

前のセクションの手順がすべて完了したので、割り当てたユーザーが BlackBox にログインできるかどうかをテストできます。

  1. BlackBox ウェブポータルに移動します。

  2. 名前空間を入力し、[Continue (続行)]をクリックします。

  1. 画面下部にある Microsoft アイコンをクリックします。

[Microsoft Sign in (Microsoft サインイン)]ページにリダイレクトされます。

  1. 登録したユーザーのいずれかを使用してログインします。

ログインプロセスが完了すると、BlackBox ウェブサイトが表示されます。

注意と制限

  1. デフォルトで、Microsoft アカウントを使用して BlackBox ウェブポータルにログインするユーザーには、Blackbox ゲスト権限が割り当てられます。これを変更するには、管理者アカウント (オンボーディングメールから取得) でログインし、アカウントを別の権限にプロモートします。

  2. Microsoft からのみメールアドレスと表示名を取得できます。現在、Azure Active Directory からのカスタム権限/カスタムフィールドの読み取りはサポートされていません。