ゲームサーバービルドで ADT クラッシュレポーターを有効にする
概要
このガイドでは、ADT クラッシュレポーターを有効化してサーバービルドのデバッグシンボルをアップロードする方法を説明します。これにより、サーバービルドから、有効なスタックトレースのあるクラッシュレポートを取得できるようになります。
始める前に
無人クラッシュレポートが正しく設定されていることを確認してください。
このガイドのコマンド例では、インライン設定を使用しません。 インライン設定を使用する場合は、それに応じてコマンドを調整します。 インライン設定の詳細については、こちらをご覧ください。
手順
クラッシュレポーターを有効化
次の手順に従ってクラッシュレポーターを有効化します。
version add
を呼び出します。BlackBoxCLI.exe version add --name <your version name>
プラットフォーム名として
linux-server
かwindows-server
を付けてbuild register
を呼び出します。BlackBoxCLI.exe build register --platform-name linux-server --platform-arch x64
ゲームサーバーをビルドしてパッケージ化します。
ゲームサーバーのデバッグシンボルをアップロード
次の手順に従って、デバッグシンボルをアップロードします。
次のコマンドを使用してゲームサーバービルドのデバッグシンボルをアップロードします。
備考ゲームサーバービルドのデバッグシンボルをアップロードする場合は、--game-archive ではなく --game-server-archive を使用します。
BlackBoxCLI.exe upload --platform-name linux-server --platform-arch x64 --game-server-archive <path to game server packaged build>
ゲームサーバーの実行時、コマンドラインに
-unattended
を追加します。以下のようになります。MyGameServer.sh MyGameMap -unattended
ゲームクライアントのデバッグシンボルをアップロード
この手順を実行する前に、ゲームサーバーをアップロードします。
次の手順に従って、同じプロジェクト下にゲームクライアントのデバッグシンボルをアップロードします。
build register
を呼び出し、--platform-name
としてプラットフォーム名 (windows、linux、任意のゲームコンソール) を追加します。BlackBoxCLI.exe build register --platform-name linux --platform-arch x64
ゲームクライアントをビルドしてパッケージ化します。
ゲームクライアントのデバッグシンボルをアップロードします。
BlackBoxCLI.exe upload --platform-name linux --platform-arch x64 --game-archive <path to game client packaged build>